茨城県桜川市で毎年開催されている、野外アート展示「雨引の里と彫刻」を観に行ってきました。
写真は、以前DMなどをデザインさせていただいた、西成田洋子さんの新作と、ちょっと気になった作家の作品です。
そのほか、県内外の作家の作品がのどかな田園風景に展示されています。
今年は「りんりんロード」沿いの直線コースなので、鑑賞はしやすい方。 とはいえ、作品間の距離はわりとあるので、歩きよりは自転車……でも結構キツイかもしれない…。 今回は車で駐車できるポイントを見つけ、見つつ移動しつつ。てくてく、ジー、ブーン…。
夕方の黄昏に浸りながら作品を観ていると、不意に「こんばんは!」の声。 ドキッとして振り返ると、男子中学生の自転車集団が次々「こんばんは!」を浴びせてきた。
最近の学生は、すれ違う人には挨拶をするように教えられているのかな?(いや、昔からそうか…。)
……悪くない。うっかり顔がほころんでしまうじゃないか。
自分ではニコっとして挨拶を返したつもりだけど、もしかしたらニヤついて見えたかもしれない…。
その後も、犬の散歩中の女性やジョギングの男性にも挨拶をされました。
よくよく考えれば、よそ者である私が歩いているので、様子伺いで声をかけたのかもしれない。 でも、歓迎してくれたという意味でとらえたら気持ちがいい。
こんな小さなことでも、この地域を少し好きになるかもしれないなと思う出来事。
アートでできる地域の人との小さな交流。
このイベントのコンセプトは長い歴史の中で着々と成果を上げていると思います。 この活動を続けている作家の方々に感謝。
そして長く続いてほしいと願う(大変だと思いますが)。