こんにちは!
夏の疲れが出やすいころとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて今回も、「茨城県北芸術祭」のイベントの中で行われる、
大子町の旧上岡小学校を舞台にした「日渡の里プロジェクト」についての記事です。
プロジェクトに先駆けて、8月21日に地元農家の方々と
ワークショップの打ち合わせをしました。
りんごやこんにゃくなど様々な名産品が集まる大子町で、
どんなワークショップが開かれるのか…お楽しみに!
▲旧上岡小の職員室での打ち合わせの様子
また、その次の週では、同イベント期間内に販売される、
大子町の商品とIDPC(茨城デザイン振興協議会)がコラボした、
限定の商品パッケージ製作の打ち合わせをしました。
数々の商品の中から今回は、
ブルーベリーの原種と言われているナツハゼの実を
栽培している、そめや農園にお邪魔しました。
そめや農園で収穫されたナツハゼの実は、
ジャム・飴・ジュースに加工されて売られています。
「夏櫨(ナツハゼ)」の名前は、葉っぱが夏になると紅葉して
「櫨(ハゼ)」の紅葉に似ているため、その名前がついたそうです。
また、上岡地区周辺では、熟すと実の周りに白い線が浮かび上がり、
ハチマキを巻いているように見えるため、“はちまきブドウ”と呼ばれています。
他にも“ハゲチャビン”や“山男”など地域によって呼ばれ方は様々です。
ナツハゼは、アントシアニンが他のベリー類の約6倍含んでいるため、
目の疲労回復や血液浄化作用などに効果があるとされています。
また、インフルエンザの予防ができるといわれ重宝されています。
農園を見学後ジャムを試食させていただきました。
ジャムの蓋を開け、スプーンを入れると、
ごろっとしたナツハゼの実がたくさんでてきたことに驚きました。
甘みと酸味がちょうどよく、ざらっとした舌触りが印象的でした。
ヴァングラフィックスでは、
このナツハゼの他にお米のパッケージデザインも担当させていただきます。
どんなパッケージになるのか、「茨城県北芸術祭」にて乞うご期待!!
▲熟したナツハゼの実の頭には、はちまきが…
▲ナツハゼの説明をする そめや農園の蛭川さん
▲ナツハゼ畑にて
▲ごろっとした実がぎっしり入ったナツハゼジャムを試食
▲ローズガーデン森谷さんのお庭も見学